- 図形の極み4級のレベル感
- 図形の極みとKIWAMI AAA+の違い
- 図形の極み4級に取り組んだ娘の感想
図形の極み4級って、どれくらい難しいの?
娘は図形の極み4級をやり終えるのに、小3の9月~小4の4月まで、8ヵ月もかかりました。
娘は小学2年生の7月から、小学校へ行く前の10分~20分間、毎朝図形の極みに取り組んでいます。
9級~6級までは比較的スムーズに進み、2ヵ月程度で進級していましたが、5級は4ヵ月半かかり、4級ではなんと8ヵ月もかかってしまいました。
え、半年以上もかかったの⁈
でもでも、ちゃんと毎日やったし、いつもの倍の問題に取り組んだもん!!
そう、娘が図形の極み4級クリアに8ヵ月もかかったのには、相応の理由があるんです。
図形の極み4級の学習内容とあわせて、お話ししていきますね。
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図形の極み4級に必要な学習レベル
図形の極み4級の学習に必要な学習要素は次の5つです。
- 整数の四則計算を習得している。小数と分数の四則計算ができる。
- 立方体・直方体の体積の求め方を理解している。
- 四角形や三角形などの性質および基本的な形の面積の求め方を理解している。
- 角度について、錯角・同位角・対頂角の性質を理解している。
- 垂直と平行の関係を理解している。
やってることは、5級とあまり変わらなかったかな?
真新しい知識は少なかったけど、どの分野も今までにないアプローチの仕方が増えていたわよね。
図形の極み4級では、新しい知識を身につけるというよりは、新しいアプローチの仕方を学ぶ、という印象を強く受けました。
特に「動く図形」では、確実に受験問題レベルだよね、と思わせる問題も出ており、1問1問にかける時間がぐんと増えてきました。
当時小学3年生の娘には、結構ハードな問題が多かったです。
- 図形の極み4級で必要な知識は5級までと大きく変わらない
- 新しく学ぶ知識は少ないが、今までにないアプローチ方法を学べた
- 確実に中学受験問題だと思わせるレベルの問題が散見された
図形の極み4級の学習内容
図形の極み4級で学習する内容は、次の6分野です。
- 平面図形 全25頁 21題
- 立体図形 全51頁 29題
- 展開図 全31頁 13題
- 角度 全27頁 13題
- 垂直と平行 全13頁 4題
- 動く図形 全11頁 5題
単元は、4級になっても変わらないのね。
ただ、今までは「平面図形」が一番ページ数が多かったのですが、4級では立体図形が一番多くなっています。
また、扱う分野は同じでも、レベルはどんどん上がっていきます。
単元ごとに、どんな内容だったか詳しくご紹介していきますね。
図形の極み4級|平面図形
図形の極み4級の『平面図形』では、次の6項目を学びます。
- いろいろな四角形の特徴と対称な図形
- 対角線
- 円とおうぎ形の周りの長さ
- 円とおうぎ形の面積
- 図形の構成と分割
- いろいろな単位(長さと面積)
5級では12項目・45頁もあったので、だいぶ出題数は減りましたね。
でも、おうぎ形の問題がずごく難しくって、いっぱい時間がかかったよ…
図形の極み4級では、おうぎ形の周りの長さや面積問題が多く出題されていました。
あ、こんな感じの問題、私も昔やったことあるな~
私が苦手なおうぎ形問題ばっか出すなんてヒドイよね!
左ページの下段の問題は、問われている斜線部分を移動していけば、簡単に面積を求められる問題ですが、初見でひらめくのは難しいですよね。
一度このような問題を解いていれば、類似問題がでた時も「どこか移動させれば簡単に面積出せるかも?」と思えますよね。
これはあきらかに"受験テクニック"とよべるものを学べる問題だと感じました。
そして極めつけがこの問題↓
え、コレはどこかの入試問題なんじゃないの?!
私も最初ゆっちゃんに"ママ教えて~"と言われた時は戸惑いました。
図形の極みを4級まで進めていくと、こんな応用問題まで解けるようになるんです。
小学3年生の、塾にも通っていない子がですよ?すごいですよね…
- 図形の極み4級の平面図形は取り扱い問題が大幅に減る
- ただし、受験問題を思わせるような難度の高い問題が出題される
図形の極み4級|立体図形
図形の極み4級の『立体図形』では、次の10項目を学びます。
- さまざまな形の体積(角柱・組み合わせ)
- 円柱の体積
- ○○すいの体積
- 回転体と体積
- 立体の切断
- さまざまなサイコロの問題
- 投影図と体積
- くりぬき立体
- さまざまな単位(体積)
- 立体と水とグラフ
図形の極み4級の立体図形では、これまでに取り組んだことのない問題が目白押しでした。
私ふつうの体積ならできるけど、立体の切断面とか、水をいれた時の深さの問題とか、ホント難しかった!
あ、これ、イングの先生とやったやつだー☆
切断面の考え方をどう教えれば良いかわからなかったので、イングの先生にお任せしちゃいました。
立体図形の切断問題なんて、高校受験レベルじゃないの?と言いたいくらいでした…。
4級ではまだ切断面の形や、切断された図形の種類を問う問題でしたが、この先にきっと切断後の図形の体積問題につながるんだろうな、と思うと…図形の極みが高校受験指導塾でも取り組まれている理由がわかりますね。
もぅこの問題、最初なに言ってんのか全然わかんなかったよ。
いやいやいやいや、これはもぅカンペキ入試問題レベルだよね!?
立体の中に水を入れた時の、水の高さや容積を求める問題。
入試問題でよく見かけるやつですよね。
「立体と水とグラフ」問題は、図形の極み4級で初めて取り組む問題にもかかわらず、途中で水を止めたり、途中から水を入れる量を変えたりする問題があり、小学3年生の娘にはとても難しかったようです。
そもそも、小3の娘はこんなグラフを見たことがないので、グラフの意味から説明しなきゃだったんですよね。
- 図形の極み4級の立体図形問題では、これまで取り組んだことのない種類の問題が多数出題された
- 立体の切断や、水とグラフ問題など、入試レベルの問題にも取り組むようになる
図形の極み4級|展開図
図形の極み4級の『展開図』では、次の6項目を学びます。
- 立方体の展開図
- さいころの展開図
- 直方体の展開図
- 「すい」と「柱」の展開図
- 最短距離をさがそう
- 展開図と表面積
「表面積」って、初めて出てきたよね?
いろんな図形の面積はやってきてたから…表面積が4級で初めてってちょっと意外でしたね。
娘も最初は初めて聞く「表面積」という言葉に"?"となりましたが、「水にドボンッとつけたときに濡れる部分だよ」と言うと、「なんだ~簡単じゃん!」とスラスラ解いていきました。
だって、ふつうの面積問題と一緒てことでしょ♪
「平面図形」でおうぎ形の面積問題にもたくさん取り組んでいたので、表面積の問題でつまずくことはありませんでした。
え、展開図から体積を求める問題も出るの?!めっちゃムズくない??
私も、「高さ」がわからなくてつまずくかと思ったんですが…意外とスムーズに終わりましたね。
え、だって組み立てた立体を考えればスグわかるよ!
展開図から体積を求める問題では、立体の「高さ」を取り違えてしまうパターンが多いと思うのですが、これまで展開図から立体を考える問題に多数ふれてきた娘にとっては、簡単だったそうです。
図形の極みを通して、イメージング力が育まれてきた証拠ですね♪
- 図形の極み4級ではじめて「表面積」の問題が出題される
- 展開図から体積を求める問題も、イメージング力を育んできた結果、つまずくことはなかった
図形の極み4級|角度
図形の極み4級の『角度』では、次の5項目を学びます。
- さまざまな図形と角度
- 多角形の内角の和
- 円と円周角
- 円と多角形
- 時計と折り返し
円と多角形は、5級ではじめて出てきた問題だよね。
うん!5級で何回もやり直ししたから、4級で間違えることはなかったよ☆
円の中にある多角形の角度を求める問題は、円周角と中心角の関係をしっかり把握していなければ解けません。
図形の極み5級ではじめて取り組んだ時は、結構苦戦していましたが、5級でしっかりやりこんだおかげで、4級では比較的スムーズに進められました。
時計の問題は、やっぱり少し苦手だな…
短針の動きが、問われている部分の角度の外になるのが、難しかったのよね。
短針は1時間(60分)で30度動く、ということは娘もわかっているんです。
ただ、「じゃぁ15分だと何度動く?」と聞くと、とたんにわからなくなります…
これまでの時計の角度問題は、″30分刻み”だったので、答えが小数点になることはありませんでした。
さらに、″短針は15分で7.5度動く”ことを説明して「わかった!」となっても、聞かれている角度は短針の動きとは逆側であるという点で、またまた悩んでしまいます。
こんな難しい問題、私息子に教える自信ないわ…
- 時計の角度問題では、解答が小数点になる問題が出題される
- 考え方は今までやってきたものと同じでも、小数点の問題になると、小学3年生には一気に難しく感じられる
図形の極み4級|垂直と平行
図形の極み4級の『垂直と平行』では、次の2項目を学びます。
- 垂直と平行
- 同位角と対頂角
「垂直と平行」では、5級でもやったように、”補助線を自分で引く”問題がでてきました。
補助線をひくとか、自分じゃまだ思いつかないよ!!
こういう問題は数をこなせば慣れるものだとは思いますが、まだまだ娘には「補助線を引く」という閃きには至らないようです。
ですが、同位角や対頂角といった概念はしっかり身についているので、補助線のヒントさえ出せば、自分でも解けるようになりました。
- 図形の極み4級でも、自分で補助線を引かないと解けない問題が出題される
図形の極み4級|動く図形
図形の極み4級の『動く図形』では、次の1項目を学びます。
- 動く図形
4級の動く図形はめちゃくちゃ難しかったーT_T
この問題は、私もパパも、つい解答解説を見てしまいましたね;
え、ヤバッ!こんなの私絶対ムリだわ。
これも昔、入試問題で見たことのあるような問題です。。
四角形の外側や内側を円がぐるっと一周した時の、円の奇跡を求める問題。
さすがにこれを小学3年生の娘にいきなり教えるのは難しかったです;
ただこれもヒント動画があるので、円がどのように動くのかをイメージすることはできました。
- 図形の極み4級の「動く図形」問題は、完全に入試レベルの超難問が出る
図形の極み4級クリアに8ヵ月もかかった理由
ここまでの話をきくと、「角度」や「動く図形」以外はわりとスムーズに進めてたみたいなのに、なんで8ヵ月もかかっちゃったの?
実は、図形の極み4級から、KIWAMI AAA+というタブレット型教材にアップグレードされたんですが、その弊害といいますか…
これまでの図形の極みでは、完全に紙の問題集で学習し、ヒント動画だけをタブレットで見る、というものでした。
それが『KIWAMI AAA+』という教材へアップグレードされたことで、タブレットでも問題が解けるようになったんです。
”タブレットでも”ってことは、今まで通り紙の教材でも解けるってことじゃないの?
そうです!現に娘は今もなお紙の教材をメインに学習しています。
ただ、各単元おわりにやる「単元別テスト」や、全単元がおわった時にやる「進級テスト」については、基本的にタブレットでやることになっています。
そしてその「単元別テスト」は、各単元の問題全てをcompleteしないと取り組めず、「単元別テスト」に全て合格しないと「進級テスト」を受けられないんです。
最初はどうすればcompleteになるのかわかんなくって、問題集を1冊終えてから、タブレットでも全問解きなおしたんだよね?
そうね。結果的に図形の極み4級の問題は2回転したことになるのよね。
そうなんです!娘は図形の極み4級を、紙のテキストでは4ヵ月足らずでやり終えたんですが、『進級テスト』を受けるために、タブレットで全問題解きなおしていたんです!!
あー…そりゃ倍の時間かかるわね。
単元別テストは紙で送ってもらっていたので、進級テストだけをタブレットで受けるつもりだったんですが…誤算でした。
ただ、本当は全ての「単元別テスト」をタブレットで受けなくても、「進級テスト」を受けることができたんです!
各単元のなかにある上の画面で、緑色のバーを一番右までスライドすれば良いんだよね♪
そうなんです。
紙のテキストで学習する人向けの裏ワザがあったんです…
それを知らずに、全問タブレットで解きなおしていたので、倍の8ヵ月もかかってしまいました。
加えて、「単元別テスト」も「進級テスト」も、制限時間が表示されます。
紙のテストでも取り組み時間の目安は書かれていますが、実際に画面上でカウントダウンされると、娘には少しストレスのようでした。
しかもさ、ちょっと手が触れただけで選択したことになって、✖になることもあったよ!
紙で受けるテストは記述式ですが、タブレットだと選択式のテストになります。
そのため、タブレットとは別のところで計算をする必要があり、その際に誤って画面に触れてしまうと、解答したとみなされることが多々ありました。
あー…それはちょっとやっかいね。
しかも、合格基準である80点に満たない場合、まちがえた問題に戻ることができないんです!
え、じゃぁ再テスト受けるにも、復習のしようがないじゃない!
そうなんですよ…だからテストの時はそばで見ていて、間違えている所の類似問題を親がテキストから探してあげなきゃならないんです。
こうしたさまざまな要因が重なって、図形の極み4級をクリアするのに8ヵ月もかかってしまいました。
まぁその分しっかり学習できているので、結果オーライですけどね♪
- KIWAMI AAA+は、基本的には「単元別テスト」も「進級テスト」もタブレット上で受ける必要がある
- ただし、紙での受験を希望する場合は紙でテストし、各単元を終えることも可能
- 各テストには制限時間があり、カウントダウン表示されるので子どもには結構プレッシャーになる
- 「進級テスト」は合格点を超えないと、間違えた問題を見ることが出来ない
図形の極み4級を終えた娘の感想
ゆっちゃん、図形の極み4級はどうだった??
えーもぅめちゃくちゃ大変だったよぅ…
何が一番大変だった?
テスト!!めっちゃ難しいのに、時間がどんどん減ってくし、間違えた問題わかんないから何回やっても合格できないし!!!
あれは正直ママも困ったなー…
でもさ、それって4級で大変だったのはタブレットの機能面ってことよね?
うん!問題も難しかったけど、ママや先生に聞いたらわかったし、タブレットで2回目やった時はわりと一人でできてたよ☆
2回目でできるって、ゆっちゃんスゴイじゃん♪
んー…最初テキストで解いてた時は、今まで以上に呼ばれた気がするけど…
そんなの最初は仕方ないじゃん!
立体図形とか動く図形とか、知らない問題がいっぱい出たんだもん!!
ほんと入試レベルの問題なんだから、初見でできなくても当然でしょ。
確かに、紙のテキストで取り組んでいる時は、イングの先生に教えてもらう用に飛ばしたり、私やパパに聞くことも多かったけど、タブレットで2回目に取り組んだ時は、だいぶ減ってたかもね♪
でしょでしょ♪私頑張ったんだから☆
娘は学習塾イングでオンライン講座の個別指導プランを受講しているので、わからない問題はプロの先生に聞くことが出来ます。
おかげで、わからない問題にずっと時間を費やしてストレスを溜めることがないようです。
だから2年も継続してこれているんだもんね♪
娘の中でも、私やパパに聞く問題とプロの先生に聞く問題とを分けているみたいです。
私たちも、わからない問題をずっと一人で考えて勉強がイヤになるよりも、スパッと見切りをつけて解法を教わる方が良いと考えているので、プロの講師からの個別サポートがあって本当に良かったと感じています。
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