- Z会幼児コースはどんな教材なのか
- Z会幼児コースのメリット・デメリット
- Z会幼児コースは何歳から始めると良いのか
- Z会幼児コースを受講し続けたその後の成長
Z会って、何歳から始めるべきだと思う?
長女は5歳年中から、次女は3歳年少から始めましたよ。
Z会には年少コースがあるので、3歳から始めることができます。
長女は5歳年中から始めましたが、次女は3歳年少から6歳年長の今もなおZ会幼児コースを受講しています。
(小2)
私は、くもん国語の代わりにZ会にしたんだよね。
(年長)
ふーちゃんもぅ年長さんだけど、Z会はずっと続けてるよ♪
そんな娘たちが、Z会幼児コースを受講して、その後どんな成長がみられるのか、Z会の魅力と共にお伝えしていきます。
Z会を何歳から始めようか迷っている方の、参考になれば幸いです。
\Z会幼児コースと公文の比較はこちら/
Z会は何歳から始めるべきか
ことばを覚えだす3歳年少から始めると良い
2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマンは、次のような研究結果を発表しています。
幼児教育は、認知(される)能力を高める効果は小さいが、非認知能力を高める効果は大きい
…非認知能力って何⁇
非認知能力とは、好奇心・集中力・社会性・粘り強さ・真面目さ・積極性などのことです。
- 認知能力=IQ(ペーパーテストで測る能力
- 非認知能力=EQ(心の知能指数)
ヘックスマンによると、『幼児期に認知能力(IQ)をいくらのばしても、その効果は長続きしないが、非認知能力(EQ)の効果は長続きし、人生の成功において極めて重要である』とのこと。
その点をふまえると、家庭でできる幼児教育には、Z会がベストだと感じるんです。
その理由を、教材を通してご説明していきます。
Z会幼児コースはどんな教材か
Z会幼児コースは、主に『かんがえるちからワーク』と『ぺあぜっと』で構成されています。
年少コースには、薄い絵本もついていましたよ。
それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
Z会幼児コース|かんがえるちからワーク
Z会幼児コースのかんがえるちからワークでは、年齢に応じて伸ばす能力が少し異なります。
伸ばせる力 | |
---|---|
年少 | 数・形・論理といった算数の土台、ことばの基礎力、自立心 |
年中 | 数・形・論理といった算数、ことばの総合力、自立心、論理的思考力 |
年長 | 数・形・時計といった算数力、ことばの総合力、論理的思考力 |
どの問題も、どんな学習目的があるのか、どう取り組めば効果的かが記されているんですよ。
例えば、この問題。
大人がみると、簡単だな、で終わってしまいますが、ちゃんと幼児の取り組みアドバイスが示されています。
(年長)
左のいきものカードの問題は、最初なに言ってんのかわかんなかったの…
(小2)
いっきに読むと、戸惑っちゃうんだよね。
情報量が多いと、子どもは処理しきれず、戸惑うことがあります。
ですが、1つずつゆっくり見ていけば、ちゃんと答えまで辿り着くことができるんです。
勉強には意味があるってこと、気づかされるわね。
Z会幼児コース|ぺあぜっと
Z会幼児コースのぺあぜっとは、『料理・工作・外出・体験』を通して五感を刺激し、子どもの学びへの興味をひきだす教材です。
親子のふれあいを通して、見て、感じて、考えて、学びを得る、体験型教材なんです。
このぺあぜっとこそが、他にはないZ会ならではの魅力だと感じています。
四季折々のイベントを大切にし、コミュニケーション力や実験後の考察力を育み、食育にもつながる内容です。
こどもチャレンジやスマイルゼミも利用していましたが、どれも1人でできてしまう内容なんですよね。
その点Z会は、親子で共に学び、成長していけるような工夫が凝らされています。
ぺあぜっとの魅力は書き出すと長くなるので、別記事でまとめています。
Z会幼児コースの学習効果とは
娘が3歳の年少コースからZ会を続けてきて、本当に身についてきたと感じる学習効果についてお話します。
Z会幼児コースの学習目的
Z会が幼児教育で大切にしているのは、「なぜ?」「どうして?」と疑問をもち、自分なりに答えを見つけようとする姿勢です。
そして考えることそのものを、おもしろがる力を育みます。
Z会の幼児コースでは、好きなこと、得意なことに偏りがちな幼児期だからこそ、さまざまな領域にふれることが大切だと考えて教材が作られています。
この学習目的に共感したから、Z会を始めました。
Z会公式ホームページはこちら ⇒ Z会 幼児コース
Z会幼児コース『かんがえるちからワーク』の学習効果
Z会幼児コースを受講して約3年が経ち、不思議としっかり考える力がついてきたと感じています。
例えば、2本のウネウネ曲がったヒモの絵があって、どちらが長いかを問う問題。
年少時代に初めて取り組んだ時は全く答えられませんでした。
ですが、家にあるヒモを絵の上にのせて引っ張って見せると、目をキラキラさせて言うんです。
あー!わかったー!こっちの方が長いんだよ!
小さいうちに「わかる楽しさ」を知る事はとても大切ですよね。
Z会幼児コース『ぺあぜっと』の効果
ぺあぜっとでは、知的好奇心を引き出すための体験教材として『ぺあぜっと』があります。
生活習慣や自然とのふれあい、簡単な料理や実験を促す教材になっています。
- おうちの周りで春を探してみよう
- 牛乳パックでお船を作ってみよう
- お野菜を切ったらどんな形をしているか見てみよう
大人になると「当然」になっていくことでも、子どもには「新鮮」なことはたくさんあります。
それを大人にも気づかせてくれた上で、幼児期の『好奇心』を育くむ工夫がなされています。
「子どもが”やりたい”と言った時が成長のチャンスだ」とよく言われますが、Z会がその機会を増やしてくれていると感じます。
Z会幼児コースのデメリット
- ワークの量がすくない
- 問題量の割には値段が高い
- シールが教材ごとに分かれていない
これは他の方の口コミにもあるものですが、とにかく学習量が少ないと思います。
「この内容量で1,870円(年少・12ヵ月一括払い)は高いんじゃ…」と思われる方もいると思います。
年中までの「かんがえるちからワーク」は、1日1ページ学習用に構成されているため、基本的に30ページしかありません。
年長になると少しページ数は増えますが、それでも48ページです。
なんか中途半端なページ数ね。
娘は気分がのると一気に10ページ分くらい進めてしまうので、早い時は1週間たらずで終わってしまいます。
わが家では「本人のやる気」を尊重してやりたい分だけやらせています。
(年長)
頑張ってお勉強してるんだから良いでしょ!
その後、あまりにも毎月早く終わってしまうので、わが家ではスマイルゼミを併用することにしました。
小学生コースと比べると、どちらも幼児コースは半額程度なので、両方受講するのもアリだと思います。
- 小1:3,927円
- 小2:4,301円
- 小3:5,909円
- 年少:1,870円
- 年中:2,244円
- 年長:2,431円
小学生コースは「スタンダードレベル」とし、小3は5科目受講料を表します。
上記は12ヵ月一括払い時の料金です。
なるほど、そういう考え方もできるのか。
あと、これは些末なことなんですが、「ぺあぜっと」で使うシールと「かんがえるちからワーク」で使うシールが一部同じシートに入っているので、少し使いにくいなと感じています。
ふーちゃんがシールをなくさないかヒヤヒヤです。
Z会幼児コースのメリット
Z会の幼児コースは、難しい問題を解くことを目的にしているのではなく、幼児期に大切な「学習意欲」と「好奇心」、「わかる楽しさ」を 育ててくれています。
約3年間、Z会幼児コースを受講してきて感じるメリットは以下の通りです。
- 身近な物事への興味を引き出してくれる
- 親子のふれあいを促す教材がある
- 親向けにこどもへの声掛けアドバイスの本がある
- 食育にも取り組める
- 文字やことばへの興味を養いながら身につく
- ワークを通して考えるクセがつく
- 楽しみながら工夫する力がつく
- 「できた」を繰り返しすことで自信がつく
Z会の幼児コースは、公文などのような『勉強』という感じではありません。
遊びや経験をとおして学びそのものを楽しむ教材になっていると感じます。
親子でのふれあいを大切に作られたコースになっており、親から子への声掛けに方法についても細かくアドバイスがあるので安心です。
答えに導くためのきっかけを与える言葉がのっているのでとても助かります。
見本教材をみて検討したい方はこちら ⇒ Z会 幼児コース
Z会幼児コースを続ける娘のその後の成長
Z会を続けてきて、その後の成長って感じられる?
とにかくふーちゃんはZ会が大好きです。こどもチャレンジや公文(くもん)も習ったことがありますが、どれも2ヶ月と続きませんでした。
そんなふーちゃんが3年も続くなんて奇跡だよね!
Z会というと「レベルの高い教材」というイメージでしたが、非常に取り組みやすい問題ばかりなんです。
当時5歳(年長)だった長女の小学校準備の為にと考えて資料請求したら、お姉ちゃん大好きな次女(当時3歳)も真似してやりたいと言うので始めました。
正直、すぐに飽きるだろうと思っていましたが、市販のワークなどには見向きもしなかった娘が、「Z会楽しい!」と夢中になって取り組むのです。
Z会の幼児コースは難しすぎず、どんどんのめり込んで取り組んでいます。
(年長)
いっぱいやって、ねぇねに丸つけしてもらうんだー☆
まとめ|Z会幼児コースは何歳から始める?
現在6歳の娘(年長)は、3歳年少から約3年間、現在進行形でZ会の幼児コースを受講しています。
娘は3歳(年少)の頃からZ会を続けているおかげで、今では「この問題はどうやって考えたの?」と聞くと、しっかり自分の意見を言えるようになりました。
幼児が自分の考えをまとめられるって、スゴイことですよね。
- 自分で考える力と習慣がついた
- 「わかる楽しさ」を知り、勉強が好きになった
- 身近なものへの興味・関心が増えた
- 学びへの好奇心が芽生えた
- 集中して物事に取り組むようになった
Z会を始めた3歳~4歳の頃は、年齢的なこともあると思いますが「なんでなんで?」と聞いてばかりでした。
しかし、Z会を始めて1年くらい経つと、「なんで?」の後に自分の考えが言えるようになってきたのです。
これがZ会の言う「あと伸び力」なんですね☆
(年長)
私が思ってることとママが思ってることが違うことがあるんだけどね、なんだかそれも面白いんだよ☆
これはあくまでも娘の意見なので、どのお子様にも当てはまるわけではありません。
資料請求すると見本教材をタダでもらえるので、まずはお子様の反応を見てしっかり検討してくださいね。
●見本教材でお子様の反応を試してみてください ⇒ Z会 幼児コース
●よく比較されるこどもチャレンジはこちら ⇒ 【こどもチャレンジ】
●併用受講しているスマイルゼミはこちら ⇒ スマイルゼミ
まとめて資料請求することで、ご自身の目で教材比較することをお勧めします。
\先取り学習ができるRISUもおすすめ/