2段ベッドをただ寝るだけの空間にするのはもったいない!
ワクワクするような子ども部屋を作ってあげたい!
家の中でも体を動かして遊んでほしい!
そんな思いからDIYした「滑り台付き二段ベッド」をご紹介します。
素人でも簡単にDIYできる方法をご紹介します。
毎朝すべり台でおりられるから、朝起きるのが楽しみになったよ。
参考にしたのは北欧の子供家具ブランドAngel’s Shareのすべり台ベッド
実は最初からすべり台付き二段ベッドをDIYしようと思ったのではありません。
はじめは北欧の子供家具ブランドAngel’s Shareでの購入を検討していました。
そして実際に横浜市にある実店舗へ足を運びました。
ロフトベッドやテントカーテン付きベッドなど、今まで見たことのない夢の世界に子どもたちは大はしゃぎ。
中でも、すべり台付きベッドのFleximoには一瞬で心を奪われ「絶対コレがいい!」「ママパパこれ買って!」とおねだりが鳴りやみませんでした。
しかし、Fleximo単体でも ¥374,000(税込) もした上に、オプションを付けていくと55万円を超えてしまって…
とてもじゃないけど我が家には手が出せませんでした。
ボルダリングも付いてるやつ絶対ほしかったんだけどなー
そこで、なんとか似たものを自作できないかと考えたのです。
滑り台付き二段ベッドをDIYする際の注意点
私が探した中では、Angel’s Share 以外ですべり台とセットになった2段ベッドの販売は国内ではありませんでした。
しかし、Angel’s Share では高額すぎて手が出せません。
そこで、ふつうの2段ベッドにすべり台をDIYして取り付けることにしたのです。
その際に注意したことは次の3つです。
- 子どもが暴れても大丈夫な強固な2段ベッドを選ぶ
- すべり台は滑りの良いものを選ぶ
- 2段ベッドとすべり台の高さに注意する
重要なポイントなので、詳しく説明していきますね。
子どもが暴れても安心できる頑丈な2段ベッド
2段ベッドをすべり台としても使うのですから、安全性に妥協はできません。
- 大人が乗っても軋まないか
- 耐震機能が備わっているか
- 角がなくすべてに丸みがついているか
この3点をしっかり見極めた上でベッドを選びました。
特に耐荷重と耐震性はしっかりチェックしました。
滑りの良いすべり台にすること
はじめはすべり台くらいならDIYでも良いのでは、とも考えました。
Angel’s Shareのすべり台も木材だったので、自作できるのではないかと。
しかし、すべり台はただ傾斜をつけた板だけでは摩擦が強くて滑らない、という口コミを見て、すべり台のDIYも断念しました。
せっかくすべり台をつけるのに、滑りが悪いと楽しめないですもんね。
2段ベッドとすべり台の高さに注意する
ここが一番重要なポイントです。
このあと紹介する『すべり台』を先に決めたのですが、そのすべり台と2段ベッドの高さが同じでなければなりません。
ここで言う「高さ」とは、上段から足を出したときの、床から座高までの高さです。
ここがピッタリ一致しないと、すべり台をつけた際に不安定になり、子ども達のケガへと繋がります。
子どものケガを誘発するようなものは作れませんよね。
滑り台付き二段ベッドのDIYに必要なもの
いろいろとインターネットで調べていくと、二段ベッド自体はDIYする方もいるようでした。
しかし子ども達が寝るものなので、安全を第一に考え、既成のベッドにすべり台を取り付けることにしました。
はらっぱギャングのすべり台
そして見つけたのが、コチラです!
高さ120cmに取り付け可能なすべり台で、耐荷重70kgなので大人でも楽しむことができます。
高密度ポリエチレンのしっかりとした作りで、外遊び用であればウォータースライダーとしても利用できます!
一直線のすべり台ではなく、カーブがかかっているのもポイント。
着地点が地面に面することなく高くなっているので、おしりが痛くなることもありません。
実際に私も主人も滑っていますが、ガタついたことは一度もありません。
抱き枕に乗ってお友達と一緒に滑るとすっごく楽しいよ!
すべり台接地面と高さを計算して選んだ2段ベッド
「すべり台つき二段ベッド」が目的なので、すべり台に合わせてベッドを探しました。
ポイントはすべり台の高さ120cmと、接地面49cmです。
そして探しに探して決めたのがコチラです!
国産檜100%のベッドで『防ダニ・防カビ・抗菌』あり!
汚れ防止やUVカット効果があるけどツンとした変な匂いがしない水性塗料を採用!
さらに 低ホルムアルデヒドを保証する最高ランクのフォー・スター!
木材のフチは全て丸みがつけられ角がなく、安心の耐震性能が備わった優れものです!
様々な商品と比較検討しましたが、ここまで希望に叶った2段ベッドは他にはありませんでした。
他と比べると少しお高いものですが、このベッドを選んで本当に良かったと思います。
お友達が8人乗っても全然ミシミシ言わないし、森みたいな良いにおいがするの。
届いた二段ベッドは組み立て式ですが、しっかりと専用金具が埋まっているので、パコパコと部品をはめ込んでいく感じで完成しました。
ただ、耐荷重300kgということもあってしっかりした素材なので、2階に運ぶのは少し重くて大変でした。
その分完成品は大人が乗っても軋むことなく、安心して子供を寝かせられると感じています。
DIYした内容とは
通常の二段ベッドの上段は全てフレームに囲われています。
今回紹介したKUSKUSも例外ではありません。
普通に組み立てると、すべり台が設置できないのです。
そこで、上下のフットとヘッドボード以外をごっそり入れ替えることで、すべり台の接地面を確保することに成功しました。
商品が届くまでは、サイドボードだけを入れ替える予定でしたが、届いた商品を見てビックリ。
KUSKUSは板の中に金具が全て埋め込まれているため、上下段ごっそり入れ替えないと、はしごが設置できなかったのです。
ネジ穴がないのは安全性の面でもプラスのポイントですね。
ネジとかが飛び出てなくて、服や髪をひっかける心配がないよ。
そうして確保した接地面に「はらっぱギャング」のすべり台を設置しました。
すべり台はボルト2本で固定するだけのものなので、そのままベッドに打ち込むには強度が不安だったため、
ホームセンターで2×4木材を購入し、すべり台の足をDIYしました。
単純に2×4木材を四角くつなげてベッドに固定しただけのDIYですが、ベッドもすべり台もしっかりした製品のため、とても安定しています。
我が家は2×4材専用のL字金具を使っていませんが、より安全を期すならば専用金具を使った方が良いと思いますよ。
子ども用2段ベッドに最適なマットレス
そして最後に忘れてはいけないのがマットレスです。
子どもは大人と違ってま背骨が柔らかいため、ふわふわのマットレスより、少し固めのものが良いそうです。
そのため、子ども用に作られたマットレスを大人が使うと少し固く感じると思いますが、それで良いんです。
睡眠の質は子どもの成長に大きく影響を与えるものなので、我が家はマットレスにもこだわりました。
こちらも二段ベッドと同じく、ホルムアルデヒド低減の最高基準であるフォー・スターが認められています。
厚みが10cmと通常のマットレスより薄いので、ベッドガードが浅くなりすぎて布団が落下することがありません。
子供用マットレスを探していると、折り畳み式のものが多かったのですが、境目がジャマになると思い、一体型にしました。
お友だちと寝ても全然平気だよ。
そして敷きパッドはシーツと一体型のこちらを使っています!
こちらも本当にオススメです!
ボックスシーツに敷きパッドがついている感じなのですが、一体型なので敷きパッドとシーツがズレることもありません。
これだと子どもも自分で簡単にベッドメイキングができますよ。
寝るところがふわふわになって気持ちいいよ。
2段ベッドにすべり台をつけた感想
強度や素材にこだわってDIYしたおかげで、安心して子ども達を遊ばせてあげられます。
昼間はお友達とベッドで遊べて、朝は二段ベッドの階段を使わずにすべり台でおりられるんだから、本当に最高だよ☆
すべり台つき二段ベッドは規制品でも売られていますが、とても高価なものになります。
コストを下げつつ、安心と安全を確保したDIYをするには、質の良い製品を組み合わせて作ることが大切です。
2段ベッドにすべり台をつける際には、「強度」と「高さ」には十分気をつけて製品を選んでくださいね。
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